子どもを観察する ~『ねぇ、ねぇ』~
『ねぇ、ねぇ』
子どもが息を弾ませて駆け寄ってきます。 その後に続く言葉をちょっと意識してみましょう。
『ねぇねぇ、見て!』 『ねぇねぇ、聴いて!!』 『ねぇねぇ、ちょっと触ってごらん』
もちろんシチュエーションによって様々だと思いますが、多用するフレーズがあればそこに釈目してみましょう。
例えば、『見て』を多用する子は、自分を表現するには『見せる』ことが一番やりやすい方法なのでしょう。また、見せてもらうことが理解しやすいのかもしれません。
同じように『聴いて』を多用する子は、話すことで自分を表現し、耳で聴くことが理解の助けになりやすい。『触って』を多用する子は、実際に体験することを大事にしている…
多用する言葉と日々の生活を見比べてみると、思わぬ発見の糸口につながるかもしれませんね。