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宿題の話

もしお子さんがどうにも宿題に取り掛かる気になれない様子だったとしたら、どのように声をかけますか?

『さっさと宿題やりなさい!』

改めて文字にするとちょっと心が痛いのですが、これはもうお子さんを持つ方なら、思わず口に出してしまったのは一度や二度ではないかと思います。

『やらなきゃいけないんだから、そう言うのは当たり前じゃないですか?』

確かにそれも一理あります。そう言われてスイッチが入るお子さんもいます。(きっと、背中をポン!と押してほしいお子さんなのでしょうね。)

しかしここで一度考えてみましょう。

『お子さんがなかなか取り組まない理由はなんですか?』

ゲームがしたい、漫画を読みたい、観たいTV番組がある…

もちろんそういうこともあるでしょう。 ではもう少しよく観察してみましょう。

宿題に取り掛かれないのは、いつもですか? それとも特定の宿題が出た時だけですか?

もし、特定の宿題が出た時に…と言う傾向があれば、それはお子さんにとって一人では取り組みづらい形のものなのかもしれません。 音読は特に苦労していないけど、書き取りはどうにも進まない。その逆も然り。

ワークブックは好きだけど、自由にまとめなさい、と言われると書き出しに困ってしまう。その逆も然り。

文章題は好きだけど、単純計算の繰り返しは集中できない。その逆も然り。

さらに宿題そのものの意義を考え、納得がいかないというお子さんもいたり。

そうなんです。 宿題が進まないという現象ひとつを例に挙げても、その奥には様々な子どもの個性が見え隠れしています。

その個性が見えてくると、声のかけ方にも工夫ができそうですね。

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